自由診療

当院では生活改善薬の処方・相談も行っています。
様々なお悩みもお気軽にご相談下さい。

※当院では、自由診療の初診料はいただいておりません。

ED (勃起不全)治療

1.ED(Erectile Dysfunction)とは?

EDとはErectile Dysfunctionの略で、そのまま日本語にすると「勃起不全」を意味します。

この言葉だけを聞くと、以前使われてた「インポテンツ」という呼び方を連想して、"勃起せず性行為が行えない状態"をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

「インポテンツ」とは"性欲、勃起、性交、射精、極致感のいずれか1つ以上欠けるかもしくは不十分な状態"と定義されており、その症状範囲は広く、現在の性機能障害にあたる表現ということもあり、現在はその症状の分類としてEDという名称で呼ばれるようになっています。

EDとは単純に勃起困難・硬度不足だけを指すものではなく、勃起維持も診断基準に含まれます。性行為の途中で勃起を維持できず、最後まで行えない、いわゆる「中折れ」もEDの症状の一つとなります。

2.EDの原因と分類

EDは、大きく原因によって以下のように分類されます。

①心因性(機能性)ED
EDの中でも一番多いケースと言われているのが、心因性EDです。
身体的には異常はなく、精神的なストレスや焦りや性的トラウマなど心理的な原因で性行為で十分な勃起を維持できない状態をいいます。 朝勃ちや自慰では勃起するのに、相手のいる性行為となるとうまくいかない...といったパターンが多くみられるのが心因性EDです。

②器質性ED
心因性EDとは違い、陰茎の外傷、各神経、組織、血管などの身体的な問題が原因で勃起に支障をきたす状態を器質性EDといいます。 器質性EDの場合は心因性EDとは違い、朝勃ちや自慰でも勃起が難しいパターンが多いです。
また身体的な異常だけでなく、加齢・肥満・喫煙・糖尿病・慢性腎臓病・下部尿路症状などが原因の場合もあります。

③薬剤性ED
一部の薬の副作用としてED症状が報告されています。
一部の抗うつ薬・向精神薬や循環器系薬剤(アドレナリン作用薬など)、テステステロンを抑制する薬などがあります。 日常的に服用されている薬がある場合は、診察時に医師にご相談ください。

④混合型ED
上記①~③が複合した要因となっているケース。

3.EDの治療方法

EDの治療にあたっては医師の診察にてどのEDに分類するかに応じて、まずは生活習慣の改善や精神的なストレスの緩和を進めます。

治療にあたっては陰茎に衝撃波を当てたり、性行為前に特殊な器具の装着や注射したりする方法もありますが、勃起の反応を高める経口薬を服用するのが一般的です。

4.ED治療薬の種類と特徴、薬剤費

服用するだけで良いという手軽さもある反面、利用にあたってはしっかりとした理解をしておきたいのが、ED治療薬の種類と特徴です。

まず最初に知っておきたいのは、ED治療薬には性的興奮作用や性欲増進作用がある訳ではないので、性交渉前に飲めば何もしなくても勃起するものではないということ。
見たり触ったりするなどの性的刺激がなければ勃起は起きません。あくまで勃起しやすくする補助の役割を果たします。

当院で取り扱っているED治療薬は、以下の3種類でそれぞれ作用までの時間や効果の持続時間に差があります。

名称 ①バイアグラ
②シルデナフィル
(バイアグラジェネリック)
①シアリス
②タダラフィル
(シアリスジェネリック)
①レビトラ
②バルデナフィル
(レビトラジェネリック)
外観 viagra.jpg
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作用までの時間 およそ1時間 およそ2時間 およそ30分
作用の持続時間 4~5時間 30~36時間 7~10時間
食事による影響 通常食・油っぽい食事を食べた後に服用すると効果が低下 食事による影響なし 食事による影響は軽微だが、基本的に空腹時での内服を推奨
副作用 顔のほてり、頭痛などが出る場合がある 顔のほてり、頭痛などが出る場合がある 顔のほてり、頭痛、ふらつきなどが出る場合がある
用法・用量 1日1回1錠(25mg~50mg)
24時間以内の連続服用は不可
1日1回1錠(5mg~20mg)
24時間以内の連続服用は不可
1日1回1錠(5mg~20mg)
24時間以内の連続内服は不可
薬剤費 ①25㎎ 1,650円(税込)
 50㎎ 1,980円(税込)

②25㎎ 880円(税込)
 50㎎ 950円(税込)
①10㎎ 1,980円(税込)
 20㎎ 2,200円(税込)

②10㎎ 1,300円(税込)
 20㎎ 1,400円(税込)
①20mg 1,800円(税込)

②10mg 1,400円(税込)
 20mg 1,500円(税込)

※効果には個人差があります。表記表内の内容はあくまで目安です。

5.EDの治療薬の注意点

ED治療薬は服用するだけで効果が得られるだけでなく、バイアグラは知名度もあることから個人輸入などでインターネットを介しての販売がされている例もあります。

ファイザー株式会社、バイエル薬品株式会社、日本新薬株式会社、日本イーライリリー株式会社の4社が、2016年に「インターネットで購入した医薬品の真贋調査」では、約4割が偽造品との結果も出ています。

偽造品であるだけでなく、承認されていない用量であったり、表示されている用量とは異なる成分量が含有されていたりとネット経由での入手によるリスクの高さと健康被害が危惧される状況です。

参考:<偽造ED治療薬4社合同調査結果>依然減らない健康被害へのリスク インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品

ED治療薬を安心・安全に使うためには、薬の飲み合わせや他の疾患への影響により危険な場合もあるので、医師による診察と薬歴・既往歴チェックが欠かせません。医師による確認のもと、正規のED治療薬を服用しましょう。

6.EDの治療にはどのくらいかかるか

特定の症状や怪我の治療とは異なり、ED治療にこのぐらいの期間で治るという目安は残念ながらありません。

EDの原因が心因性によるものであれば、ED治療薬によって性行為が行えるようになることで徐々に量を減らしても行為を行えるようになる場合もありますし、身体的な問題や他の疾患による影響であれば、その要因が解消されることで治る場合もあります。

いずれにせよ個人差が大きいものなので、一度処方を受けた後も悩んだら相談できるかかりつけの医師を持つことが大事です。

当院は院内処方を行っており、外の薬局で受け取る必要はなく患者様のプライバシーもお守りします。

7.EDの治療にかかる費用

当院のED治療は、自由診療となり保険対象外となります。

かかる費用は患者様の要望される量の治療薬のみで、例えばシルデナフィル(50mg)を5錠(5回分)処方した場合には、 薬剤費 1,100 × 5 = 5,500円(税込)がお支払い金額となります。

8.ED治療のよくある質問

Q1.ED治療の受診には何が必要ですか?

A1.
ED治療は自由診療になりますので、保険証の提示提示などは不要です。これは全国どこの病院でも変わりません。

Q2.医師の診察の際には下半身を見られますか?

A2.
基本的には陰部の観察や触診などは行いません。口頭による既往歴、服用中の薬の確認や現在の患者様の状況のヒアリングのみとなります。

Q3.お酒を飲んでいる時にED治療薬を飲んでも大丈夫ですか?

A3.
アルコール摂取の前後にED治療薬を飲んでも特に問題はありません。しかしながら、アルコールの摂取量が多くなると、治療薬の服用の有無に関わらず、勃起力を弱める場合もありますので、最初は併用しないことをオススメします。

Q4.ED治療薬を飲むと勃起したままになるのでしょうか?

A4.
ED治療薬には性的興奮作用や性欲増進作用はありませんので、飲んだだけでは勃起しません。
見たり触ったりするなどの性的刺激が必要で、ED治療薬は勃起しやすくする補助の役割を果たします。

Q5.ED治療薬を一度使ったら、飲み続ける必要がありますか?

A5.
ED治療薬を一度服用したら、その後ずっと飲み続けないといけないといったことはありません。
飲むのをやめることでEDの症状が悪化することもありませんし、習慣性もありません。

Q6.ED治療薬の服用がパートナーの妊娠に影響を及ぼすことはありますか?

A6.
ED治療薬の成分が、精液成分に影響を及ぼすことはありません。

Q7.パートナーにED治療薬を使っていると知られたくない

A7.
治療薬によって作用が現れるまでに違いがあります。当院の処方するバイアグラ、シルデナフィルは性行為の1時間程度前に飲む必要がありますが、それが難しい場合には、持続時間の長いシアリスを事前に飲んでおく方法もあります。

Q8.ED治療薬の有効期限はどれくらいですか?

A8.
目安としてバイアグラ、シルデナフィルは5年間、シアリスは2〜3年間と言われています。
※アルミシートから出さない未開封状態で、高温多湿な場所を避けて保管していた場合の目安となります。
※確認されたい方は、処方時にご確認下さい。

AGA(男性型脱毛症)治療

1.AGA(Androgenetic alopecia)とは?

AGAとはAndrogenetic alopeciaの略で、「男性型脱毛症」をさし成人男性によくみられる髪が薄くなる状態のことです。

思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方、または双方から薄くなっていきます。一般的に遺伝やストレス、生活習慣、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン:DHT)の影響などが主な原因と考えられていますが、ヘアサイクル(毛周期:髪が生えて抜け落ちまた生えるという循環)の成長期が短縮し、髪の毛が十分に育たないまま細くて短いうちに抜けてしまい、薄毛が目立つようになります。

AGAは進行性のため、何もせずに放置しておくと髪の毛は徐々に減り続け、薄くなっていきます。また、症状や原因、進行スピードも人それぞれです。したがって、AGAの治療は早期の対応が非常に重要となります。

当院では、AGA治療法として国内で幅広く利用されている内服薬による治療法をご提案しております。

2. 泌尿器科とAGAの関係について

当院のメインは泌尿器科ですが、なぜ泌尿器科でAGAの薬を取り扱っているのか、疑問に思う方もいらっしゃると思います。

実は、フィナステリドなどAGAの治療薬は、元々前立腺肥大症の治療薬として開発されたものです。前立腺肥大症は男性ホルモンの働きを抑制しながら治療をしていきますが、内服していた前立腺肥大症患者に薄毛の改善が見られたため治験を進めていった結果、AGA治療に有効であることが確認されたのです。

AGAも前立腺肥大症のどちらも男性ホルモン(DHT)を抑制することで治療をするという点で、非常に近しい関係だと言えます。

3. 副作用について

当院では、主にプロペシアのジェネリックである「フィナステリド」とザガーロのジェネリックである「デュタステリド」の2種類の治療薬を取り扱いしております。

デュタステリドの副作用は、勃起機能障害(ED)や性欲減退、精液量の減少や肝機能障害が挙げられます。フィナステリドにも同じような副作用がありますが、頻度は同等、もしくはデュタステリドの方がやや高い発生頻度となっています。

なお、フィナステリドやデュタステリドなどのAGA薬は、継続的に服用することで治療効果が現れるので、休薬期間が長くなればなるほどAGAが進行しやすくなります。休薬期間はできるだけ最小限に留める方がいいでしょう。

定期的な採血で検査を行うことにより、副作用の有無をチェックすることを推奨します。(健康診断の血液検査の結果をお持ちいただけたら、採血の必要はありません)

4.AGA治療薬の種類と特徴、薬剤費

当院で取り扱いをしているAGA薬は下表の通りです。患者様のご意向や体調に応じて治療方法をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。

名称 ①フィナステリド
(プロペシアジェネリック)
②デュタステリド
(ザガーロジェネリック)
③ミノアップ
(ミノキシジル5%配合)
外観 Finasteride.jpg Dutasteride.jpg minoup_9552_1800.jpg
特徴 5α還元酵素II型のみの阻害薬 5α還元酵素I型とII型の両方の阻害薬 発毛、育毛及び抜け毛の進行予防
用法・用量 1日1回1錠(時間指定なし) 1日1回1カプセル(時間指定なし) 1日2回、1回1ml(時間指定なし)
薬剤費 6,000円(税込)(1箱30錠) 8,000円(税込)(1箱30カプセル) 4,500円(税込)

※女性の服用は認められていません。

エナルモン注射

エナルモン
男子性腺機能不全や再生不良性貧血、骨髄線維症、腎性貧血、造精機能障害による男子不妊症を改善します。
また、女性の身体に投与を行うと男性化が起こりますので男性に近い体型・体格などになる可能性が高くなります。
当院ではGID(性同一性障害)の治療としてエナルモン注射を利用しています。
※男性ホルモンのみ取り扱いしております。